3月末でトラベラーズチェックが廃止になります!

トラベラーズチェックの発行が2014年3月で終了

tc

海外旅行と言えば、安全を考えてトラベラーズチェックが一般的でしたが、いつの間にかクレジットカードや国際キャッシュカードになっていて、旅行の際にはトラベラーズチェックを持っていくことがなくなっていました。

やはりそのような時代の変化で、唯一トラベラーズチェックを発行していたアメリカンエキスプレス(アメックス)が2014年3月末で、トラベラーズチェックの発行をて終了すると発表いたしました。

留学やワーホリでは、やはりまとまったお金を持っていくため、利用していた方は多かったと思います。終了になっても今まで発行されたものは使えるので、とりあえず必要な方は3月中に作るようにします!

トラベラーズチェックの代わりに何を持っていく?

また今後なくなってしまったら何を持っていけばいいの?ということになりますが、主な手段として、以下があります。

現金(現地通貨)

日本の銀行や空港などでも換金できます。日本と違って空港の銀行は閉まっていることも結構あります、必ず日本両替しましょう。現金はレートも悪く、盗難にも対応していませんがやはりいざという時に必要となりますので最低限2〜3万は持って行ってください。

クレジットカード

クレジットカードは使う使わないにかかわらず、身分証明としてホテルの予約などでも必要となる場合があります。お買い物のレートもいいので、現金を使うよりもお得です。盗難などの補償もあり再発行が可能なので安心です。

いざという時に使えますので、日本で使わない方も必ず持って行きましょう。クレジットカードは、無料で発行、年会費も永久無料のものがたくさんあります。

国際キャッシュカード

こちらは日本の銀行のキャッシュカードと同様に海外でも使えるキャッシュカードです。新生銀行とシティバンクで発行していります。国際キャッシュカードは、海外の街の中のATMで日本で日本の預金口座から現地通貨に両替しておろすことができます。非常に便利ですが、ただレートが悪く、あくまでも現地で現金がなくなってしまったり、クレジットが使えない時のための予備と考える使い方がよいかと思います。

キャッシュパスポート

こちらは現地通貨への両替よりもレートが良いこともあり、トラベラーズチェックが廃止されてから、留学生や海外旅行者の間で注目されています。電子マネーのように、カードに日本で円でお金を入金しておくと、現地のATMのどこでもお金をおろすことができます。ATMも世界210以上の国に210万台以上と、カナダやオーストラリア、アメリカであれば市内におろせる場所がいくつもあります。日本でATMでお金をおろすのと全く同じ感覚です。また発行手数料無料、盗難に備えてカードも2枚発行されます。カードに入金したお金が不足したら、日本の銀行のネットバンキングからすぐに入金もできとても便利です。

詳しいレートや説明はこちら→キャッシュパスポート

トラベラーズチェック以外のお得なレートや安全度は?

海外では何かあったときのために、レートや安全度を考えて、必ず複数の手段で持って行くことをおすすめします。

現金は便利ですが盗まれたら終わりです。またクレジットカードはレートがよくても使えないお店もありますし、友達と食事を割り勘なんて時にも困りますよね。あと家賃も現金での支払いしかできない場合がほとんどなので、クレジットカードだけでは生活できません。キャッシュパスポートは少々レートがクレジットカードより悪いとは言え、現金が街の中どこでもすぐにおろせて、現金より盗難のリスクも低いので安心です。

このように一長一短ですので組み合わせて持って行くことがおすすめです。そうすれば、万が一一つ失くしたり盗難にあっても他の手段でお金を使うことができます。海外では助けてくれる家族もいませんので、自分でしっかり対策しないといけません。

とりあえず留学&ワーホリの方はお金の持って行き方をどうすればいいかまとめますと

  • 現金:3~5万円を現地通貨で持っていく
  • クレジットカード:できれば2枚(VISA、Mastercard)
  • キャッシュパスポート(または国際キャッシュカード)

を持っていけば大丈夫です。また長期留学やワーホリの場合は現地で銀行口座を作れば海外送金が可能ですので、最初の1、2ヶ月の生活費だけを上記の手段で持って行き、現地に行ったら口座を開設して海外送金をするのが一番です。

最後になりましたが、クレジットカードは、海外で使えない種類もあります。留学生にお得なクレジットカードの選び方も必ずチェックしてくださいね。

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